女性の冷えにご用心!

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寒い日が続いているものの、あっという間に立春ですね。

まだまだ寒さが厳しいものの暦では春ということになるわけですが・・・・寒い。

やはり冷え性もあるんでしょうか。

 

女性と冷え性、どうもこれってセットになっていませんか。

個人差はありますが、女性の半数から7割近い方が冷えをつらいと感じているようですよ。

女性は男性に比べると熱を作り出す筋肉が少ない、というのも原因のひとつとなります。

また、月経の影響などで腹部の血流が滞りやすい、といったことも女性に冷え性が多い理由でしょう。

 

さて。

こんな冷え性の悩みを抱える女性にぜひ半身浴をお勧めします。

ぬるめのお湯に、じっくり、ゆっくりと、気持ちもリラックスしながらバスタイムを楽しむ。。。

そうやって体を温めることが大切です。

もちろん、運動することも大切ですし、ちょっとおしゃれな腹巻などを利用してもいいかもしれませんね。

 

このように、ちょっとした生活の知恵を利用しながら、漢方薬や薬膳などを利用するのもよいと思います。

 

でも漢方薬って身近なようであまりよくわからない・・・

そんなことを話される方、実は多いんです。

 

漢方では、よく「気」、「血」、「水」という言葉を使います。

これってなんでしょうね。

 

体を動かすエネルギー=「気」

体を温め、うるおいを与える血液や栄養分=「血」

水分代謝や体液・分泌液など=「水」

が、過不足なくバランスがとれ、スムーズに体をめぐっている状態が理想とされるようです。

そのバランスをとる手助けをしてくれるのが漢方薬なんですね。

そう。

冷えを感じている体は、病気ではないけれど、ちょっと健康でもない「未病」と呼ばれる状態なのかもしれません。

 

あー、わたくしもですね。

 

こんなテーマを考えながら、去る2月1日(水)、13時から「女性と冷えと漢方」をテーマにした講演会をして頂きました。

女性専門のお医者さまで、女性目線でお話をしてくださったので、とても勉強になる講演会でした。

 

20170201

柴田美奈子先生
東京都立墨東病院女性外来を含め、東京と千葉の複数の医療機関で女性医療と生活習慣病を中心に診療。
2013年麻布ミューズクリニック院長を経て、現在、女性専用の内科クリニックとして2016年5月、桜医院を開局
                                           桜医院ホームページより

 

みなさんも、ただの冷え性、などと油断せずに、素敵な春を迎えましょう!

 

さてと。

今夜も半身浴、がんばろっと。

 

そうそう。

漢方薬が処方された時、その漢方薬に「湯」って書いてあったら、ぜひぜひお湯に溶かして漢方茶として飲んでみてくださいね。

例えば、葛根湯、とかとか。

温まりますよ♪

 

kano

 

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